大学院生活には年間200万円必要
社会人から大学院に入学するにあたって、最も気になることは生活費や学費のことではないでしょうか?
大ざっぱな金額ですが、国立大学の大学院の場合でも年間で授業料と生活費、そのた研究にかかる諸経費を合わせて200万円程度かかります。
もちろん、すんでいる地域によって家賃も違いますが、これは私のケースです。
大学近くのワンルームのアパートに住んで、だいたいこのくらいの金額になると思います。
私立大学の大学院だと、年間の必要経費はこれよりもう少し高くなるでしょう。
そして、生活レベルはどの程度かというと、まず、持っていた自動車は手放しました。
飲みに行くこと自体も少なくなりました。
スナックなんかもってのほかです。
服もほとんど買わなくなりました。
というか、大学院と自宅の2点生活ですから要りません(笑)。
今ではユニクロがメインです。
不況だから仕事していたとしてもユニクロかもしれませんが・・・
このように生活レベルは確実に低下したのですが、研究に関係する費用は結構かかるんですね。
まず、書籍費が結構かかります。
基本的に論文をダウンロードし、それを読んで勉強するのですが、それでも教科書的な内容の理解は欠かせません。
必要な書籍は自分で購入する必要があります。
また、学会の参加費や旅費などは、研究室によって出してくれるところと、自己負担のところがあるようです。
研究費の種類や金額、指導教授の方針にもよります。
実験の機材や試薬などは、もちろん自己負担することはないのですが、文房具や安価な容器程度なら、私の場合は自分で購入しています。
こういう研究関連の諸経費と生活費、授業料を合計して200万円程度です。
博士課程まで進学するならば5年間ですので、ざっと1000万円は必要になるという計算です。
このような必要経費を考えたうえで、経済的な計画を立てましょう。